今日は、タイのデジタル投資ウェビナーに参加しました。
挨拶は、タイ投資委員会(BOI)大阪事務所長のシリポン・ナークチュア氏です。
・コロナも収束しつつあり、ロボットを含めたAIやデジタル関連への投資が再び活性化している。
・特にEコマース、スマホの活用、デジタル・ペイメントなどが成長し、今後に期待が集まっている。
・今日のウェビナーを通じて、活発な情報交換をお願いしたい。
次にタイのデジタル経済への支援政策について、タイデジタル経済振興庁のサッカウェット・ヨーセン部長の解説です。
◆タイ経済の現況
・タイは世界の経済大国に囲まれている。
ASEAN+6では36億人の人口を有する。
・タイの経済規模は世界24位。
・人口6600万労働人口3700万、最低賃金9ドル半。
・GDPは4500億ドル、成長率は1.6%(2021年)、
2022年は3.4%予測。
・携帯契約者数は9000万人、ネットユーザーは、4900万人、Eコマースユーザーは3400万人。
・タイはASEANのEコマース市場で第1位で570億ドル。年間10%の伸びを示す。
・今後、5Gも導入、ネット環境の整備、データ保護などの法整備を進めていく。
・同時にデジタル人材を育成、スタートアップwow含めたエコシステムを構築する。
・デジタルサービスに関しては、年間平均14%の伸びで成長している。
・DX、IoT によって、雇用も大きく成長中。
・しかし、デジタル分野でのタイの競争順位は
世界63カ国中33位。(2022年)
・デジタルインフラ整備のためのファンドの設立では、E-sport、ゲーム、スマート大学などを想定。
・また、スタートアップへの支援、マンパワーへの支援、マーケットへのファンドなど。