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2020年 02月 28日
以下、講演のレジュメです。 ・持続可能な社会におけるプラスチックの役割について考えていきたい。 ・プラスチックは「軽い」「着色可能」「安価」で非常に重宝されてきた素材だった。 ・それが問題視されているのは、すべてそれを使用してきた人間の責任だ。その使用法を正し、新たな利用法を考える必要がある。 ・2015年のパリ協定でCO2削減について進展があった。しかし十分なものではない。 ・これからは“Circular Economy” を考えていかねばならない。すなわち、デカップリング型のビジネスモデルで、「最小の資源で最適の利益を生み出す」方策を考えることが重要。 ・日本人1人あたりのプラスチックゴミの排出量は32kgで世界第2位。1位はアメリカ。このままいくと、2050年には、世界の海洋の魚の総重量より海洋に漂うプラスチック総量の方が重くなる。 ・我々の生活を見ても、日常のすべてのものがプラスチック容器に入っていると言っても過言ではない。 ・海洋を漂流するゴミの例として、「鼻にプラスチックストローを刺したウミガメ」の動画ががナショジオに掲載され、世界中で大きな話題を生んだ。 ・海洋に流出したプラスチックごみの発生量ランキング 1位、中国-350万トン 2位、インドネシア-129万トン 3位、フィリピン-75万トン 4位、ベトナム-73万トン 5位、スリランカ-64万トン 20位、アメリカ-11万トン 30位、日本-6万トン ・廃プラの輸出額は、キロ35〜55円。 ・2016年には、日本国内です900万トンの廃プラが発生し、そのうちの130万トンが中国に輸出された。 ・しかし、日本からの廃プラの最大の輸入国中国が、2017年に「輸入廃棄物管理目録」を改正、翌2018年1月から輸入禁止に踏み切った。 ・バイオベースプラスチック、植物などを原料とするプラスチックが注目されており、既にポリ乳酸などが実用化されている。 ・生分解性プラスチックは、微生物の働きで分解される。廃棄しても自然消滅してしまうため、モラルハザードを起こす恐れがある。 ・再生可能資源を利用しよう。リサイクルの目的は、新規に投入する資源を減らそうという試みだ。 ・このためには、 ◆プラスチックの製品の規格化 ◆ループ商品“TERRACYCLE“の開発 ◆”ETHICAL“の発想も大切。すなわち、児童労働なし、生物多様性の確保、企業のエクゼクティブにおける女性の参加率など。 ・これからは、単に安く良質な製品を作っていれば優良企業だと言われる時代でばない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昨年、マレーシアのコタキナバルで、マレーシア環境省推奨のストローを1本600円で購入しました。ストローの消費量はそれほど多くはありませんが、ナショジオのウミガメ動画が全世界を動かしたことは確かです。
by m-ehara
| 2020-02-28 16:53
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